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ほしのこえ

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小惑星探査機「はやぶさ」は、
小惑星イトカワでの2回目の着陸後
完全な通信途絶(消息不明)に陥った
「姿勢が元に戻れば、いつか太陽光が当たり
電波が出るはず」と信じ、
かすかな電波を毎日捜索した
通信途絶から約1か月半後
地上で微弱な信号をキャッチした
通信復旧の初期段階において
はやぶさは電力が足りず
アンテナも地球を向いていなかったため
文字や数字といったデータを
送信することができなかった
そこで1ビット通信を行うことになる
データの意味を乗せた変調波は送れないため
搬送波:キャリアの「ON(出ている)」
「OFF(出ていない)」
という最小単位(1ビット)の
切り替えだけで意思疎通を行った
1ビットでも通信がつながっていれば
制御を奪還できるというJAXAの
高度な設計思想によるものだった
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機体を反転し、最後に地球の写真を送信
カプセルを分離
2010年6月13日午後10時51分
交信断絶
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経由:超長距離メールサービス
宛先までの距離:
81,400,000,000,000km
メール到着までの予想所要時間:
8年・224日・18時間
ミカコがシリウス星系から
地球のノボルに向けて送った
メールの送信画面
同じ時間を過ごしていても
距離が時間を隔てる
8年後に届くメールをどんな気持ちで
綴ったのだろう
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アンテナを立てて
信号を送る
届いているのかもわからないけれど
電波が振れるのを待っている
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